先日、教室の生徒さんであるRくんのドラム体験のお誘いをお母さま受け、岡山市にある音楽スタジオTorinos-トリノス-さんへ伺いました。以前、MARUカホン・リトミックでご一緒させていただいた、立花容器さんが製作するヒノキドラムを使った体験でした。
以前のブログでもご紹介しましたが、Rくんは「重度の聴覚障がい」です。
ドラム講師をされている石原浩治さんの指導の下、楽しそうにヒノキドラムを叩いていたRくん。振動を感じながらドラムを叩いている彼に、ホワイトボードで「ドラムの音聴こえる?」と尋ねたところ、「聴こえる」のだそう。ドラムの高低差もしっかり分かるようでした(*’ω’*)
手始めに自由に演奏した後、叩く動作を段階的に増やしていき、最終的に決まったリズムパターンを覚えたら1曲演奏が出来るそうです。すごい!!
時間が来ても止める気配のないRくん。終わってから「どうだった?」と聞いてみると「色々な音のドラムがあって楽しかった!」と教えてくれました。もともと好奇心旺盛なRくんですが、積極的に取り組んでいる姿をみていて(ジャンジャン鳴らしてる(*’▽’)♪(笑))よっぽど楽しかったんだろうな~と見ていてそれがものすごく伝わってきました。
後日、Rくんのお母さまに感想を聞いてもらうと、「難しくて楽しかった」=「難しいリズムに挑戦したのが楽しかったと言いたいんだと思います」とのこと。
お母さまご自身の感想は、「振動がすごく伝わってきたのと、ドラムの高低音がはっきりしていると思いました。」また「リズムのパターンを幾つか覚えられれば、1曲演奏が出来るというのが、思ったよりハードルは高くないのかも(ドラム演奏マスターできるかも)?」とおっしゃていました。
そして、
「ピアノとドラムとどっちがいい?」とお母さまが聞くと、
「どっちも楽しい!」
だそうです😭素直に嬉しい✨指導者冥利に尽きますね😭
Rくんの可能性は無限大ですね!これからの成長がとてもとても楽しみです(*’ω’*)
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